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【神奈川県の紙流通倉庫|不陸調整床塗装(塗床)改修工事:エポキシ樹脂レベラー+ケミクリートE】
1.現場の見過ごすことが出来ない問題
紙流通倉庫の床には、塗床(床塗装)が施工されていました。
床面には、小さな段差(不陸といいます)がありました。
通常の工場であれば何の問題もないのですが、大きな問題となっていました。
それは、紙流通倉庫では巨大なロール状の紙を機械に設置する直前に床に仮置きをします。
その際、床に段差があると重量の重い紙ロールに集中的に荷重がかかり、紙がよじれてしまうことがあります。
よじれた紙ロールは商品にならなくなるので、直ちに直す必要がありました。
2.なるべく水平で平坦な床にして欲しい
床材を斫り取り、エポキシ樹脂系のセルフレベリング材を流しフラットにした後、エポキシ樹脂系塗床材のケミクリートEを塗って仕上げました。
結果は良好で調子よく業務が行われているとのことです。
施工の際には、粘度の相当低い、ある種水のようなエポキシ樹脂セルレべリング材のため、施工エリアのまわりの漏れ止めの下に周り、浸
み出して施工には苦労いたしました。
| 施工内容 | 倉庫床の不陸をエポキシ樹脂レベリング材でレベルを取り塗り床(塗床)施工 |
|---|---|
| 建築形態 | 紙流通倉庫 |
| 施工地域 | 神奈川県 |
| 工期 | 3日間 |
| 施主 | 倉庫会社 |
| お問合せの種類 | 紹介 |
| 担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
| 担当者からのコメント | エポキシ樹脂系のセルフレベリング材の硬化立ち上がりが予想よりもゆっくりだったので、あちらこちらで養生テープを乗り越えはみ出して対応に追われました。 |
| 担当者写真 |
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施工手順
手順①. 下地処理 フェロコン斫り撤去

手順②. 下地処理 浮き部分撤去
【光コーティングの解説】モルタルの浮き部分は、斫りハンマーで撤去しました。

手順③. プライマー
【光コーティングの解説】斫り後のコンクリートは吸い込みやすくプライマーを2回塗布しました

手順④. エポキシ樹脂モルタル打設
【光コーティングの解説】大きく剥がれた部分を平滑化するためにエポキシ樹脂モルタルを打設し、フラットにしました

手順⑤. クラック処理
【光コーティングの解説】レベリング材がクラックに流れ込み、凹むことの無い様、エポキシ樹脂パテで塞ぎます

手順⑥. バッカー貼り付け
【光コーティングの解説】レベリング材が流れないようにバッカーを貼り付けて養生しました

手順⑦. 材料混錬
【光コーティングの解説】材料を攪拌機で配合の通りに良く混錬します

手順⑧. レベリング材流し込
【光コーティングの解説】当たり出しをレベルにして、材料を流し込みます

手順⑨. パテ処理
【光コーティングの解説】スロープ部は高さ調整のためにエポキシ樹脂モルタルで勾配を調整したのちに、含浸、目止めを行いました

手順⑩. 上塗り
【光コーティングの解説】上塗りを塗ってさらに平滑できれいな塗り床(塗床)が完成しました。














【光コーティングの解説】ライナックスF-22を使用してフェロコン表層を斫り取り、極端に高いところを重点的に斫ります。