群馬県桐生市 和菓子製造工場の床塗装工事|タフクリートMH工法で糖分腐食・水溜まりを改善

群馬県桐生市 和菓子製造工場の床塗装工事|タフクリートMH工法で糖分腐食・水溜まりを改善

問題点

  • 糖分を含んだ水分の影響により床が腐食し、陥没や欠損が広範囲で発生していた
  • 既存塗床が剥離し、コンクリート素地が露出していた
  • 床面の凹凸や水溜まりにより、清掃性・衛生管理が困難な状態
  • 滑りやすい環境となっており、作業安全性にも課題があった
before
after

色番:#2455(グレー色)

施工概要

施工条件 ・製造機器を一時移動し、床面全体を対象とした施工を実施
・短工期で確実な仕上がりが求められる現場条件
・水溜まりを防ぐための勾配・排水性を考慮した施工が必要
・食品工場のため、耐薬品性・耐熱水性・耐久性・清掃性を重視
塗床材 タフクリートMH(ABC商会)
塗料の性能 タフクリートMHは、糖分や有機物を含んだ水分の影響を受けやすい現場に配慮しやすい高耐薬品性を持ち、熱水洗浄や蒸気が関わる環境にも対応しやすい耐熱水性を備えています。また、重量機器の設置や台車移動が想定される作業場でも使いやすい耐摩耗性があり、厚膜形成によって傷んだ床面の補強にもつなげやすい点が特徴です。加えて、防滑性・防水性・防浸透性にも配慮しやすく、食品工場の床環境改善に適した材料です。
主な適用場所 ・食品工場(和菓子・製菓・惣菜・食品加工)
・厨房、セントラルキッチン
・糖分、水分、熱水を扱う製造ライン
・重量機器や台車を使用する作業場
・排水まわりの納まりが重要な床面
工法 タフクリートMH工法(厚膜塗床・左官仕上げ)

群馬県桐生市の和菓子製造工場にて床塗装工事を行いました

今回ご相談いただいたのは、群馬県桐生市にある和菓子製造工場の作業場床面です。

砂糖や糖分を含んだ水分、熱水の影響を受けやすい環境で、既存床の腐食や陥没、塗床の剥離が進行しており、清掃性・衛生面・安全性に課題がある状態でした。

食品工場では、見た目を整えるだけでなく、日常清掃のしやすさ、水溜まりの発生しにくさ、設備復旧後も使いやすいことまで含めて床を考える必要があります。

今回は、タフクリートMH工法による厚膜型塗床を採用し、下地補修から仕上げまで一連で床環境を整えました。

和菓子製造工場 床塗装工事の施工工程(施工前〜完成まで)

① 施工前(既存床の状態確認)

製造設備まわりを中心に既存床の状態を確認しました。床表面の荒れや塗床の傷みが見られ、設備周辺や排水まわりを含めて施工範囲全体の状況を把握しています。

群馬県桐生市 和菓子製造工場 施工前の床状況と設備周辺

② 糖分による腐食・陥没部の確認

床面の一部では、糖分を含んだ水分の影響によると考えられる腐食が進み、深い欠損や陥没が見られました。こうした脆弱部を残したまま施工すると不具合の要因になりやすいため、補修範囲を整理しながら進めます。

和菓子工場床の糖分腐食による欠損・陥没状況

③ 下地処理・研磨(既設塗床の整理)

既存塗床や脆弱部を整理するため、床研磨機を使用して下地処理を行いました。塗床工事では下地処理の精度が仕上がりに影響するため、密着面をつくる工程として丁寧に進めています。

和菓子製造工場床の研磨作業と下地処理工程

④ 下地補修・不陸調整

欠損部を補修したうえで、床面全体の不陸を整えました。排水まわりの納まりにも配慮し、水溜まりが発生しにくい床面づくりにつなげています。

食品工場床の下地補修と不陸調整後の状態

⑤ タフクリートMH材の塗り付け・左官仕上げ

タフクリートMH材を左官作業で塗り広げ、厚みと表面状態を均一に整えながら施工しました。清掃性と防滑性のバランスを見ながら、実用性を意識した床面に仕上げています。

タフクリートMH工法による左官仕上げ施工中の様子

⑥ 完成

施工後は、床面全体がフラットで均一な仕上がりとなり、排水まわりを含めて使いやすい作業環境へ改善しました。清掃性や衛生面にも配慮した床へ整えています。

和菓子製造工場 床塗装工事 完成後の床面仕上がり

⑦ 設備復旧後の状態確認

施工後に設備を戻した状態でも、床面が落ち着いており、実際の運用を見据えた仕上がりとなりました。作業動線や排水まわりも含めて使いやすい状態へ整えています。

和菓子工場の設備復旧後に確認した完成床の実使用状態

施工後に得られた改善点

食品工場の運用を意識した床改修の改善効果

📏 陥没や欠損を補修|フラットな作業床へ改善

傷みが進んだ床面を整えたことで、移動や作業がしやすいフラットな床環境へつながりました。

💧 水溜まりを抑えやすい床面へ|排水まわりの使いやすさに配慮

不陸調整と納まり調整により、水分が滞留しにくい床づくりを意識しました。清掃性や衛生管理のしやすさにもつながります。

🦺 防滑性に配慮|作業時の安全性を底上げ

水分を扱う製造環境のため、歩行時の安全性に配慮した仕上がりとしています。日常運用を見据えた床面づくりです。

✨ 清掃しやすい床へ|衛生管理しやすい環境に改善

凹凸や欠損が減ることで、汚れや水分が残りにくくなり、食品工場として日常清掃しやすい床環境へ整いました。

施工のポイント

糖分腐食・熱水・水溜まりが重なる食品工場の高負荷環境に合わせた床改修。

🔍 今回の考え方: 傷んだ下地を整えたうえで、厚膜型塗床により清掃性・安全性・耐久性を意識した床へ再構築する

和菓子製造工場では、糖分を含んだ水分や熱水の影響で床劣化が進みやすく、表面の塗り替えだけでは安定しない場合があります。今回は、脆弱部の除去、不陸調整、排水まわりへの配慮を行ったうえで、タフクリートMH工法による厚膜型塗床で床面全体を整えました。

  • 傷んだ下地を先に整理し、表面だけで終わらせない

    腐食や欠損がある状態では、表層だけを整えても長持ちしにくくなります。下地から立て直す考え方を重視しました。

  • 排水まわりと不陸調整を意識し、水溜まりを抑えやすくする

    食品工場では水分の滞留が衛生管理や滑りやすさに影響しやすいため、納まりと床面の整え方を重視しました。

  • 厚膜型塗床で、耐久性と使いやすさの両立を図る

    高負荷環境では、下地の傷みを拾いにくい厚膜仕様が有効です。実際の運用環境を見ながら材料を選定しました。

  • 設備復旧まで見据え、運用再開しやすい工程で管理する

    工場では施工完了だけでなく、その後の設備復旧と再稼働まで見越した工程管理が重要になります。

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