問題点
- 歩行者用安全通路が擦り減って不明確になっているので、安全を確保するために塗りなおして分かりやすくしてほしい。
- 安全通路はグリーンで塗りたいが、明るめの色にしてほしい。
- 工場の休み土・日だけで施工をしてほしい。
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![]() ![]() 色番:U76(明るめの視認性の高いグリーンカラー) |
施工概要
施工条件 | ●倉庫は鉄鋼関連の資材を扱う現場で、平日は常に稼働中。そのため、土曜・日曜の2日間のみで施工を完了し、月曜日から通常通り通行できる状態にする必要がありました。 ●工期の厳守と、強度・耐久性に優れた塗料の選定が必須でした。 |
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塗床材 | ユータックRマイルド(日本特殊塗料株式会社) |
塗料の性能 | ・優れた耐摩耗性と耐薬品性を備えた高機能塗料 ・ツヤのある仕上がりで明るく、視認性も向上 ・速乾性にも優れており、短期間施工にも最適 ・フォークリフトや重量物の走行にも耐えうる耐久性 |
主な適用場所 | 鉄鋼倉庫、製造工場、物流倉庫、部品保管所、クリーンエリア通路など |
工法 | ユータックRマイルド コーティング工法 |
塗床改修の流れ
【1】通路墨出し
安全通路のレイアウト図をもとにチョークラインで墨出し。直線・曲線部ともに正確な位置出しを行い、後工程の塗布ラインを明確にします。
【2】ケレン・清掃作業
床面の劣化塗膜や粉塵・異物を除去。ケレン用工具を用いて浮いた塗膜を削り、ホウキとチリトリで細かく清掃します。
【3】プライマー塗布
接着性を高めるため、下地に専用プライマーを塗布。ローラーを用い、均一にしっかりと塗り広げます。
【4】下塗り塗装
プライマーの乾燥後、下塗り材を塗布。色の密着性と発色を安定させる重要な工程です。
【5】上塗り塗装(グリーンライン施工)
安全通路部分に鮮やかなグリーンの上塗りを行い、視認性を高めます。曲線・分岐部分も丁寧に仕上げ、誘導性を確保。
【6】完成
施工完了後、乾燥時間を経て、翌営業日から安全に通行可能な状態に。グリーンの通路ラインがはっきりと見えるようになり、歩行者と車両の区分が明確化されました。
施工後の改善点
- 安全通路をグリーンベルトで明示することで、歩行者とフォークリフトの動線を明確化。
- 視認性が向上し、倉庫内での接触事故リスクを大幅に軽減。
- 美観も回復し、訪問者や従業員にとって快適で安全な作業環境を実現。