チーズ製造工場 熱水に強い床塗装(塗床)工事|東京都県内 作業場の床改修工事(タフクリートMH)

チーズ製造工場 熱水に強い床塗装(塗床)工事|東京都県内 作業場の床改修工事(タフクリートMH)

問題点

  • チーズの製造過程で発生するカスが床に付着して臭気を発生するようになっている。
  • 水溜まりが出来てしまう箇所がある。
  • 床の劣化に伴い清掃するのが清掃しづらく、衛生面が心配。
before
after

施工概要

施工条件 工期が短く、できるだけ剥がれにくい塗床材で施工して欲しい。
塗床材 タフクリートMH(ABC商会)
塗料の性能 熱水や蒸気洗浄による床の膨張・収縮に耐え、剥がれにくい床に仕上がります。業務終了後から工事を始め、翌朝にはいつものように業務が行なえます。
主な適用場所 食品工場、飲食店厨房、調理場、冷凍(下限-30℃)、冷蔵庫、熱水洗浄、蒸気洗浄を行なう床など
工法 タフクリートMH工法

熱水に強い塗床材「タフクリート」を施工

チーズの製造工場では、熱水の中でチーズ成形するためにどうしても床に熱水がこぼれることがあります。

この工場は店舗に併設された小規模の工場ではありますが、エポキシ樹脂の床塗装がされたいた形跡があったものの、熱水によってほぼ全部剥がれていて塗膜が残っていない状態でした。

塗膜で保護されていないコンクリートは、熱水によってひび割れが広がったり、酸に浸食されて砂利が露出してくるようになります。

そのような症状が進行すると、表面は軽石のように穴だらけになってチーズのカスなどが除去できなくなり、臭気の発生にもつながることがあります。

そのため、耐熱性を有する塗床材(タフクリートMH)などを塗ることにより、熱水や酸からコンクリートを守ることが可能です。

床改修工事の流れ

施工前の現状

既存の塗床(エポキシ樹脂の床塗装)はすっかりと剥がれていて、塗膜が消失している状態でした。

コンクリート表面には熱水によるものと思われる ひび割れ が見られました。

下地処理

劣化したコンクリートの表面を研磨して、脆弱層を取り除いていきます。

タフクリートMHの塗り付け

タフクリートMH 完成

タフクリートMH(水質硬質ウレタンコンクリート)は現在、厨房の塗床材の中でも最も剥離しにくい耐久性のある塗床材とされております。

施工後の改善点

  • 以前塗られていたエポキシ樹脂系は耐熱性のない材質だった為、今回は耐熱水温度が100℃と非常に機能性の高いタフクリートMHを施工したことで長く使用できる床に改善した。
  • 防滑性もあるので安全性も高まり、更に連続したつなぎ目のない仕上がりのため、食品のカスなどが溜まることもなく清掃が楽になった。
  • 水溜まりが解消した。
  • タフクリートMHには抗菌剤も配合されているため、雑菌の繁殖しにくい環境になった。

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